2016
12.01
アクリル板

FUJIFILM 『デザイン×技術』 新イノベーション

学ぶ

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フィルム技術や電子光学の技術とノウハウがFUJIFILM内のデザイン部門と技術部門が知恵を出し合って生み出した技術を紹介しよう。

加工されたフィルム光を当てるとカラフルな模様が出現。

現代版の万華鏡のようである。

近年ではペーパーレス化で印刷したものに触れる機会も減ってきている中でも、ホログラム加工のような印刷したものに薄いフィルムで覆って立体感や美しさを際立たせるのはプリント技術でしか成し得ない事であり、限られた技術の中でアイデアや仕掛けを詰め込めるクリエイティビティに長けた技術である。

日本にはコレクション(収集)する文化が根付いている事から、「保管しておきたいモノ」として実際に写真のようにプリントしたものに対してデザイン性を追求している傾向に技術や加工により「作品」として半永久的に残せるものになるのではないだろうか。

アクリル板 『透明なものにプリント』

アクリル板

アクリル板に印刷した模様を何枚も重ね合わせると幻想的な模様が出現する。

応用の仕方次第では如何様にも変貌できる技術。

例えば、よくある観光地等の写真撮影スポットにカメラを固定する器具にこのアクリルのスライドを重ね合わせる事によって被写体と合成させて背景にできるなら、観光地とを活かしたオリジナリティ溢れる写真が撮れる。

そうなれば自治体、観光協会がアイデアやデザイン性を求め、需要が高まる事でしょう。

昔からスピログラフ定規という円を書いていくうちに模様が仕上がる定規のように1枚ずつ線を重ね合わせ、集合体になった時に初めて模様として認識できる為、パーツのみでは想像できない線の組み合わせで幾通りもの模様やデザインを生み出せる事から、個性を発揮できる技術である。

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これらのように、デザインとはライフスタイルと趣向性を兼ね備えたものが数多く見受けられ、生み出すのはほんの小さなキッカケや好奇心が膨らんだ結果ではないだろうか。

小さな事で将来的に開花しなくとも、それらがいくつも備わっていれば、いずれそれらを組み合わせる事によって1つの完成品になる事もあると信じて、常日頃アンテナを高く張って好奇心に満ちていれば、きっと機会は訪れる事でしょう。

プロダクトデザイン最前線

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