2016
10.31
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キャッチコピーで選ぶ広告賞、選ばれたのは?

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TCC広告賞展2016

毎年恒例化している東京コピーライターズクラブ(略称TCC)が1年に1度開催する『コピー審査会』で選出された、優れた広告の展覧会「TCC広告賞展2016」が開催されました。

応募総数8,199点もの中から選び抜かれた受賞作から近年の広告業界における傾向やトレンドを写真や受賞者のコメントを抜粋しながらご紹介します

TCCグランプリと最高新人賞

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TCCグランプリ『みんながみんな英雄』

<TCCグランプリ>
「みんながみんな英雄。」
篠原 誠(電通)
野﨑 賢一(電通)
佐藤 舞葉(電通)
KDDI/au

毎度お馴染み毎日テレビで観ない事がない程放映されているCM。日本で生まれ育った方や家族に幼少の子供がいる家庭であれば誰しもが知る昔話の「英雄」と企業ブランドの「au」にかけ、浦島太郎、桃太郎、金太郎、一寸法師など、物語に出てくる英雄が1つのCMの中に登場する夢の共演を果たしストーリーである。

〜コメント(抜粋)〜

一寸の伏線とか、CMでやってみたかった仕掛けが、いろいろ形にできてよかったです。
歌詞もかかせてもらってよかったです。

“大きな展開とディテールのセリフを書くのが楽しくて、いつもわちゃわちゃやってます。
企画風景が、三太郎の世界に近いです。”
篠原 誠(電通)

“全CMで、企画チームも、監督も、カメラマンも、スタッフ全員固定。
役者さんもスケジュール調整してくださって合成なし。
東京近郊の自然の中か、スタジオで1本1本撮影してます。”
野﨑 賢一(電通)

最高新人賞『名もなき一日を走る。長崎バス』

最高新人賞『名もなき一日を走る。長崎バス』

<最高新人賞>
「名もなき一日を走る。長崎バス」
渡邊 千佳(電通九州)
長崎自動車/長崎バス

長崎を中心に九州エリアで放映されているCMだが、長崎は国内でも稀に見る坂道が大半の街並みで、高齢者向け対策として階段や坂道にリフトが併設されている事など交通網は多岐に渡る地域に根ざしたCMで日常の1ページを切り取ったかのようなドラマ仕立ての映像になっている。
何気ない日常の中に生活の一部としてバスが存在し、人々の生活を満たしている非常にハートフルな内容になっており、所縁のない人でも生まれ育った故郷の風情を懐かしく感じる印象的な映像である。

〜コメント(抜粋)〜
まずはCMをつくるために、とにかく「取材」をしました。
「誰よりも長崎バスに詳しい存在」になろうとしたんです。
そして、足で稼いだネタで、ストーリーをたくさん書きましたね。
取材記を見返して、長崎を、運転手さんを思い返して。
するとですね、憑依、といいましょうか。
長崎が地元のように思えてきたんです。
黒子のような立場から、長崎を見守り続けた、運転手の「目線」が降りてきた。
コピーライターの大切な作業「取材」
情報を得る、だけではなくて、その世界観を憑依させるために取材するのかなと思いました

渡邊 千佳(電通九州)

 

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